蒸し暑い日が続き、汗ばむ季節…就労サポートセンターでは、夏の身だしなみについて自立生活基礎演習を男性グループ・女性グループに分かれて行ないました。

まずは、６月に行なった就労支援講座内で学んだ「訓練に適している身だしなみ」や「清潔を常に保つこと」「身だしなみなどわからないことがある場合は職員に相談すること」などについて実践できているか確認しました。

その後は、夏の身だしなみチェックシートを用いながら、透けや汗ジミ、臭いなどはどのような印象を受けるか、そうならないためにはどうしたらよいか、グループワークで学びました。また、予防するものや処理するために必要なものが整っているかなども確認しました。

続いて、身だしなみを整えるために、不足しているものを個人ごとに買い物リストに書き込み、訓練室内でお買い物訓練。

実際購入する際、スムーズに購入できるように疑似体験をしました。広告を見ながら、夏に適した肌着や靴下、制汗剤やボディーシート、ボディーソープやシャンプーリンス、洗剤やシミ取り剤など、自分に必要なものを1,000円以内で選んでいくと…「1,000円超えてしまった」「今、使っているものと同じものがあります」「広告によって同じものでも値段が違いますね」などの声が聞こえてきました。

グループのメンバーと情報交換しながら商品を選んだり、職員からアドバイスを受けながら優先順位をつけたり、皆さん必要なものをしっかり理解されていました。

最後に、昨今コロナの感染者数も急激に増えてきたことから、夏のマスクのつけ方についての動画を視聴しながら、熱中症対策についても詳しく学びました。

振り返りでは、「身だしなみは常に意識することが必要ですね」と記入下さった方もおりましたので、今後もしっかり取り組んでいきたいと思います。