令和5年7月5日山形ビッグウイングにてアビリンピックやまがた2023(第21回山形県障害者技能競技大会)が開催されました。
福祉工場からはDTP種目に後藤亮介さん、オフィスアシスタント種目に鈴木博一さんが出場しました。
DTP種目は提供された文章や画像をもとにチラシやリーフレットを作成する競技で、レイアウト・デザインの力が試されます。出場選手は3名で競技時間140分です。
例年、コロニー印刷から入賞者を輩出している競技です。
後藤さんは毎日業務の中、時間をつくりこの大会を目指して技術をレベルアップしてきました。
その成果が実り、初出場で技能賞を受賞することができました。
一方、オフィスアシスタント種目は、6種類の送付書類のピックアップ、封入作業で正確かつスピーディーに仕分けていく作業です。大会のために朝早くから毎日練習を重ねてきました。
出場選手は11名で練習とは違い圧倒された緊張の中で、鈴木さんは残念ながら入賞を逃してしまいましたが25分間の競技を無事終えることができました。
競技を終えた出場者のコメントです。
後藤亮介さん
「初めてのアビリンピック参加に向け、チームリーダーや職場の上司をはじめ、様々な方にたくさんのアドバイスと励ましの言葉をいただきました。当日は会場の雰囲気に押されとても緊張しましたが、それでも制限時間内に課題を作成し、結果、技能賞を受賞しました。
競技を通して、時間内に作品を作ることの難しさを痛感しました。今回の経験とアドバイスを普段の仕事に活かし、来年も是非挑戦してみたいと思います。」
鈴木博一さん
「アビリンピックに出場してみて、久しぶりの出場だったので、おちついてやればよかったのですけれど、せっかくみなさんに応援してもらったのに、練習もいっぱいしたのに、力が出せずもったいなかったです。来年こそは、技術と精神を鍛えていきながら、力をつけていき実力を出し切りたいです。」
応援してくださった皆様ありがとうございます。
毎年開催されていますので興味のある方はぜひ会場まで見に来てきださい。