就労サポートセンター令和5年度第2回目の家族会を1月6日に行いました。
今回は普段の訓練の様子をご覧いただくことに。ワークシミュレーション接客の実践編で、ご家族をお客様に喫茶サービスでおもてなしします。
喫茶サービスはアビリンピックの競技にもなっており、
《来店されたお客様に対して、他の従業員と連携・協力しながら、お客様の立場に立って、正確にかつスムーズにサービスを提供する技術を競う。》とあります。
初めて喫茶サービスをするという方がほとんどです。
「接客ってどうしたらいいんだろう…」「できれば厨房係がいいな…」
と、不安そうな声が聞こえます。
どうすればスムーズに注文を受けられるか、飲み物を出すタイミングは…
などセリフや段取りを考え意見を出し合い、だんだんと形になっていきました。
また、自立生活訓練[買物]の一環として材料の買い出しにも行きました。
予算内に収まるか、近くのスーパーで価格を調査し、レジでの支払いにも挑戦。
「自動精算機で支払うのは初めてです。」「自動精算機はちょっと苦手です。」という利用者さんもいれば、お釣りがキリよくもらえるよう計算して支払う買物上級者も。
着々と練習と準備を重ね、前日にはパンが届けられ材料も揃いました。
家族会当日です。
さっそく調理開始!10時の開店に間に合うかな!?
本日のメニューは
・ホットドッグ
・特製ミニパフェ
・ホットドリンク
厨房係はソーセージを焼いて、パンにはさんでスタンバイ。
注文が入ったらケチャップとマスタードをかけます。
パフェと飲み物は食後に出すので作るタイミングが難しい!
お客さんになっていただいたご家族からは、
- ●練習の成果が出ていて大成功だった思います!
- ●緊張していた様子でしたが、それぞれの役割をまじめにきちんとこなしていました。
- ●飲み物を食前か食後か聞いてくれて良かったです。
- ●ホットドッグはジューシーで、デザートもおいしかったです。
など、温かいお言葉をいただきました。