山交バスさんからご協力いただきバスの乗車訓練を行いました。

山形では、なかなかバスに乗る機会が少ないため、小学校低学年は親子でバスの中を探検しました。整理券を取って乗車し、椅子に座ってみたり、止まれのボタンを押してみたり、帽子を被って運転席に座らせてもらいました。

その後、動画でバスの乗り方や乗車中のマナーについて学習しました。また、路線バスだけではなく観光バスなど様々なバスの種類がある事も学習しました。

小学校高学年から中学生は、よりバスに乗る機会をイメージするために、自宅近くのバス停や時刻表を調べる事前学習を行いました。親子で「ここが一番近いね」「一日に10回バスが来るんだね」等と話しながら学習を進めることができました。

その後、山交バスさんから詳しい説明を聞きながら、バス停の時刻表や料金表の見方の確認をしました。また、整理券を取って乗車し、停車ボタンを押して、お金を両替してから料金を支払い下車する一連の流れを実際に体験しました。みんな少し緊張しながらも、職員さんのお話をよく聞いて上手に乗り降りすることができました。

体験の後には「一人だと緊張するけど、お母さんと一緒だったら乗れそう！」「バスもＩＣカードで支払いができると初めて知った。使ってみたい」等の前向きな感想を聞くことができました。

ご協力いただいた山交バスの職員さん、貴重な体験をさせていただきありがとうございました。

今回の活動をきっかけに、それぞれのご家庭で実際にバスに乗る体験をしてもらえればいいなと思います。